弊社の強み（工場・設備紹介、人材育成）

ワタナベ企画工業の強みは、高い切削技術による難削材の多品種少量生産です。切削加工が難しい素材を、いかにお客様の要望に合わせた精度で削り出すか、そのためにひたすら技術に向上に努めています。

工場紹介

弊社の工場を見て頂くとおわかりの通り、最新の技術によって動く工作機から、シンプルで伝統的な機械まで様々です。
しかし、どの機械にも相応しい役目があり、そして機械だけでモノ作りは絶対にできません。ワタナベの熟練した技術者達が動かすことで初めて、様々な産業を支える高品質なパーツが生まれていくのです。

NCマシン

NCマシン

設備紹介

伝統的なものから最新鋭のものまで、様々な切削加工機械や検査機器をご紹介いたします。
どの機械も、熟練した従業員がいるからこそ能力を発揮できます。最新鋭の加工機は、加工プロセスを指示する動作プログラムを書ける技術者が必須です。
機械の影に人ありき、それこそがワタナベの本当の価値です。

製造設備

試験用設備

若手を育成する環境

──企業発展は人材の育成にあることに鑑み、個々の社員が日常業務を通して、自己の職業能力を高め、社員ひとり一人が、生涯にわたる能力開発の計画を立案し、社員が自ら進んでキャリア形成に励む土壌を醸成する。

素晴らしい技術を持ちながら、経営者や技術者の高齢化により、廃業の危機を迎えている工房がいくつもあります。しかし早い内から、業務全般を見渡せる経営者と、技術の研鑽を深化していく技術者を育成することは、製造業の存続において大切です。

よく職人の世界には「何も教えない、見て盗め」という話がありますが、それでは５年で済む成長が10年かかってしまうかもしれません。また、見た目では伝わりづらいモノ造りの神髄が見過ごされていることもあります。その一方で、若手らしい柔軟な発想を思いついたとしても、それにチャレンジする機会を与えられないまま、無駄な時間が過ぎていくこともあるでしょう。

あらゆる技術が柔軟に形を変え、世界の捉え方もスピーディに変化していく昨今の情勢を考えた際、はたして、そのようなスキル伝達の形が適切かどうか、いまいちど考え直す必要があります。そして、私たちは以下のような目標を立てることで、これからの先端産業を支える新たな人材を育成しようと考えました。

人材育成の目標

──高品質・多機能・低コストの製品開発を目指し、新たな発想を生む素地の構築と基礎的な知識の集積、卓越した技能の習得と併せて職業人としての人格の形成に努める。

高品質・多機能・低コストをバランス良く併せ持った製品開発を目指します。それに必要な知識の積み重ねや、柔軟な発想が尊重される素地の構築、そして卓越した技能を習得することによって、技術者としてすぐれた人格を形成し、自信をもって仕事に打ち込めるようにします。